2013年02月24日

2.24(日)法政大学U部映画研究会上映会

法政大学U部映画研究会上映会
【日時】2.24(日)19:30〜21:00(開場19:00)
【プログラム】
サークルで自主制作した短編映画を数本上映。
【お問い合わせ】
・法政大学U部映画研究会 hosei2ei@gmail.com
・代表 鈴木
・Twitterアカウント https://twitter.com/hosei2ei
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2013年02月21日

2.21(木)「SADO TEMPEST」公開記念イベント

〜2.16から渋谷ユーロスペースでレイトショー公開される映画「SADO TEMPEST」公開記念イベント〜
SADO TEMPEST/2012年/日本・香港・イギリス協同制作/94分
監督:ジョン・ウィリアムズ
主演:ジルバ、逸見泰典(ジルバ)、江口のりこ、田中要次 本田博太郎他 2013ブラジル・ファンタスポア映画祭正式招待 2012ロンドン・レインダンス映画祭正式招待 配給宣伝:有限会社百米映画社
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公式サイト
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【日時】2.21(木)19:30(開場19:00)
【プログラム】
「SADO TEMPEST」監督のジョン・ウィリアムズ氏をお迎えし、過去の監督作「いちばん美しい夏」(2001)、「スターフィッシュホテル」(2005/主演:佐藤浩市、木村多江)等もご紹介しながら、最新作「SADO TEMPEST」のご案内、製作エピソード、作品解説、質疑応答などのトーク&ディスカッションの90分。(監督は在日24年。当日は全て日本語でお話しをされます。)
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2013年02月17日

2.17(日)「MONEY」自主制作映画上映会

2.17(日)「MONEY」自主制作映画上映会(一般の方もご入場可能です。)
「MONEY」短編「電話」を併映/2013年/HD/カラー/70分
監督:中村明日香  217MONEYTEL.jpg
<STORY>
冬。
周囲の人間に金をもらって生きる兄弟、煌介と朱里。
二人は心を捨てて生活している。
煌介はある日、電車で出会った少女につきまとわれる。
少女マドは煌介に言う。 「あなたの絵を描きたい」
朱里は金をもらう相手の一人、遠野より献身的な愛を捧げられている。
「僕はあなたから生まれたのだ」
やがて、凍るような冬の雨が止み、春が訪れる。
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2013年01月10日

「ぼくたちのムッシュ・ラザール」(1.10〜15)

1月の上映会(1.10〜15)は、「ぼくたちのムッシュ・ラザール」です。
MONSIEUR LAZHAR/カナダ/2011年/35ミリ/カラー/95分
監督:フィリップ・ファラルドー 
出演:エヴリン・ド・ラ・シュヌリエール フェラグ ソフィー・ネリッセ エミリアン・ネロンほか
第84回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート
トロント国際映画祭最優秀カナダ映画賞
ロカルノ国際映画祭観客賞/VARIETYピアッツァ・グランデ賞
ロッテルダム国際映画祭観客賞 MRLAZAVECCOPIEW.jpg
公式サイト
●多国籍出身の子ども達が学ぶモントリオールの小学校。当番のシモンが朝一番に校舎へ入ると、教室で担任のマルチーヌ先生が自殺しているのを発見、追って来たアリスも目撃してしまう。子ども達を動揺から救おうと右往左往する学校。緊急の父兄会、カウンセラーの配備、教室の壁も塗り替えられた。すると、新聞で事件を知ったと言う代用教員志望の男ラザールが、ひょっこり現れる。アルジェリア出身だが、永住権も教員歴もあり、力になりたいという。その古風な教え方で、同僚や生徒達にも笑われるラザールだったが、持ち前の明るさと、真剣に生徒達と向き合う姿勢は、子ども達の表情にも、実際の成績にも現れ、校長以下、ほっと胸を撫で下ろしていた。マルチーヌ先生を忘れようと務める空気の中、ある日、アリスは、その死に真摯に向き合った作文を発表する。これを機に、クラスでそのことについて語り合いたいと校長に話すが、波風を避けたいと猛反対をされ、失望するラザール。実は、彼も、アリスの気持ちに通じる、愛する人を失った心の傷を負っていた…。
誠意をもって、子ども達と明るく向き合うラザール先生の姿を通じ、教育や人生について繊細に紡がれた物語。複数の国際映画祭で、観客賞(最も観客の共感を得た作品)を受賞していることからも、ここで扱われるテーマが、どの国でも共通で普遍的な課題であり、主軸となる子ども達とラザールの存在が、誰の心にも通じる作品として結実されていることを裏付けています。
◎cinecafe sotoの上映会は、映画上映とその映画にちなんだお料理がセットになった上映会です。今回の限定プレートもお楽しみに!
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2012年12月21日

クリスマスディナー付き特別上映会(12.21〜25)

クリスマスの特別上映会(12.21〜25)は、「パラダイスの夕暮れ」です。
Varjoja paratiisissa/フィンランド/1986年/35ミリ/カラー/75分
監督:アキ・カウリスマキ
出演:マッティ・ペロンパー カティ・オウティネン サカリ・クオスマネン エスコ・ニッカリほか PARADIS.jpg
●カウリスマキ作品の常連マッティ・ペロンパーとカティ・オウティネンが初めて主役を演じた、悲哀に満ちた恋の物語。現実の厳しさに洗われ、ぎくしゃくと進展する恋の行方を、シンプルな描写で描く初期の傑作。映画にちなんだクリスマスディナー付。
◎cinecafe sotoの上映会は、映画上映とその映画にちなんだお料理がセットになった上映会です。今回の限定プレートもお楽しみに!
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2012年12月06日

12月のお食事付き上映会「トレインスポッティング」(12.6〜11)

12月の上映会(12.6〜11)は、「トレインスポッティング」です。
TRAINSPOTTING/イギリス/1996年/35ミリ/カラー/93分
監督:ダニー・ボイル 原作:アーヴィン・ウェルシュ
出演:ユアン・マクレガー ユエン・ブレムナー ジョニー・リー・ミラー ロバート・カーライル ケリー・マクドナルドほか TSWEB.jpg
●ヘロイン中毒のレントンは、不況に喘ぐスコットランドで、ヤク中仲間と怠惰な生活を送っていた。人のいいスパッド、モテモテのジャンキー、シックボーイ、アル中で喧嘩中毒のベグビーらと、悲惨な現実を前にしても、ドラッグやナンパ、軽犯罪やクラビングを繰り返す毎日。中毒から抜け出そうと、何度もドラッグ断ちを試みるレントンだが、直ぐに逆戻り。有り金も尽き、コソ泥をするが逃げ損ね、あえなく逮捕。運の悪いスパッドは禁固刑に。エイズに怯えたり、ポン引きに成り下がる仲間を横目に、レントンは何度目かのドラッグ断ちを決意。必死の麻薬治療を受け、成功。ロンドンで、堅気の不動産会社に職を見つける。真っ当な生活にようやく慣れたのも束の間、昔の仲間達に付きまとわれ、無断で不動産物件を利用させたことが見つかり、敢えなくクビに。仲間の葬式をきっかけに帰郷する。すると、大量のドラッグを売りさばく大きな取引に誘われるのだが…。
疾走するユアン・マクレガーとイギー・ポップのBGMや、シュールな映像が際立ち、オシャレでカッコイイ印象の作品ですが、不況に喘ぐ80年後半のスコットランドを舞台に、ドラッグ漬けの超現実世界を刹那的に選ぶか、物質と調和の消費社会をニヒルに選ぶか、に葛藤する若者をリアルに描いた青春映画。自身の経験をもとに執筆された原作はアーヴィング・ウェルシュ。端役で出演しています。
◎cinecafe sotoの上映会は、映画上映とその映画にちなんだお料理がセットになった上映会です。今回の限定プレートもお楽しみに!
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2012年11月08日

11月のお食事付き上映会「蛇イチゴ」(11.8〜13)

11月の上映会(11.8〜13)は、「蛇イチゴ」です。
2003年/35ミリ/カラー/108分
監督:西川美和
出演:宮迫博之 つみきみほ 平泉成 大谷直子 寺島進 笑福亭松之助ほか
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公式サイト
●ある家族の出勤前の朝の食卓。正面では痴呆症の祖父が朝食を貪る。長女倫子は、結婚を約束した男性を、今夜、初めて親に会わせようと、朝刊に夢中の父芳郎に、早めの帰宅を乞う。父と娘の出勤後、母、章子は一人で義父の世話をするが、心身共に限界を感じており、どこかで彼の死さえ望んでいるようだった。倫子は小学校の教壇に立ち、一度嘘をつくことで、嘘を重ねなければならない愚かさを生徒に諭すが、既にリストラに遭いながら、家族にその事実を明かしていない父のことは知らずにいた。そして家族には、詐欺まがいの商売をしており、行方さえ分からないままの長男周二がいた。そんな折、祖父が風呂場で亡くなる。複雑な表情の母を尻目に、告別式当日を迎える家族達。出棺のため、行列の先頭に芳郎が立つと、急にチンピラまがいの男が詰め寄り、借金の返済を迫る。しどろもどろになる芳郎。すると、勘当されていた周二が不意に現れ、取り立て屋に向かって、脅迫罪を振りかざし、まるで、敏腕弁護士のように振る舞うのだが…。
一見平穏な家族が、祖父の死をきっかけに崩れ出し、やがて、再生していく様を描いたシニカルなホームドラマ。西川美和監督(「夢売る二人」など)のデビュー作。放蕩息子の兄と優等生として育った妹の設定は、監督の2作目「ゆれる」の兄弟の設定とも重なり、性格の違う兄弟の描写をめぐる興味深い比較が出来ます。
◎cinecafe sotoの上映会は、映画上映とその映画にちなんだお料理がセットになった上映会です。今回の限定プレートもお楽しみに!
posted by Cinoche at 20:00 | Cinema

2012年10月11日

10月の上映会「ドライヴ」(10.11〜16)

10月の上映会(10.11〜16)は、「ドライヴ」です。
DRIVE/USA/2011年/35ミリ/カラー/100分
監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
出演:ライアン・ゴズリング キャリー・マリガン ブライアン・クランストンほか
2011年カンヌ国際映画祭監督賞受賞
●夜の大都会。閉店したメガスーパーの入口に停車するドライバー。ハンドルに腕時計を取り付け、レシーバーで警察電波を傍受し始める。すると、建物から、覆面の男が車に向かって走り出す。しばしの間があり、もう一名の覆面の男も後部席にかけ込む。車を走らさせるドライバー。警察は、2人組の強盗事件を告げ、パトカーを緊急召集している。冷静にパトカーの導線を避けるドライバー。環状線に入ると、警察はヘリも導入。サーチライトで車道を照らし出す。発見されたドライバーは、次第にスピードをあげ、地上と空のカーチェイスが続く。攻防の末、ドライバーは、なんとか死角に隠れ込む。しばしの沈黙の後、ドライバーは再び車を出し、大駐車場で繰り広げられるイベントの列に紛れ込む。相当な台数の車と雑踏。ドライバーは静かに車を降り、キヤップを被り、静かに駐車場を後にする。翌日、彼は普段の生活に戻る。最近、車の修理工場に働き口を見つけた彼は、郊外のアパートに越して来たばかり。エレベーターで出会う子連れの若い主婦が同じフロアに住むことも初めて知る…。
冒頭10分の壮絶なカーチェイス、スタイリッシュな音と映像の作品ですが、孤独で無口なスタントマンという陰の立役者が、自らを省みず、正義と愛の為に立ち向かう姿は、現代版の"流れ者"のストーリーの様にも感じられます。
posted by Cinoche at 20:00 | Cinema

2012年09月20日

9月の上映会(9.20〜25)「スリ」ニュープリント版

9月の上映会(9.20〜25)は、「スリ」ニュープリント版です。
PICK POCKET/フランス/1960年/35ミリ/カラー/76mn.
監督:ロベール・ブレッソン
出演:マルタン・ラサール マリカ・グリーン ピエール・レーマリほか PICKPOCKET.jpg
公式サイト 
●ロンシャン競馬場で、ミシェルは婦人のバッグから現金を抜き取った。たちまち捕まるものの、証拠不十分のため、尋問だけで、すぐに釈放された。ミシェルは、母から離れ、安アパートで暮している。生れつき手先が器用なのだ。ミシェルは、その金を母に届けようと母を訪ねる。そこで、病に倒れている母を世話してくれていた隣室の娘ジャンヌに初めて出会う。ミシェルには、小才のきく真面目な友人ジャックがおり、彼に真面目な仕事の世話も頼んでいた。仕事へ行く地下鉄で、プロの犯行を目撃し、ひきつけられるミシェル。練習を重ね、最初の犯行は成功。失敗もあったが、彼は毎日それを続けた。ある日、友人のジャックとカフェを訪れると、尋問を受けた警部と居合わせた。彼はミシェルになぜか目をつけているらしかった…。
カメラは一人の青年を凝視し、彼が淡々と朗読するモノローグで語られます。演技経験のない新人を使い、過剰な演技を削ぎ落とし、彼らの存在と身体の動きそのものによってリアルさを追及するブレッソン監督は、スリの行為についても、手のクローズアップにより、スリ仲間が連係して繰広げる数々の華麗な手口を、しなやかに美しく映し出します。人物そのものを精細にとらえ、その内面にまで至ろうとする演出により、スリの緊張感とスリルの中にしか、自分が生きている実感をもてない孤独な青年の姿を描きます。
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posted by Cinoche at 20:30 | Cinema

2012年08月16日

8月のワンドリンク付き上映会「レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ」+「ロッキーY」(8.16〜21)

8月の上映会(8.16〜21)は、「レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ」+「ロッキーY」です。
LENINGRAD COWBOYS GO AMERICA/フィンランド・スウェーデン/1989年/35ミリ/カラー/79分
監督:アキ・カウリスマキ
出演:マッティ・ペロンパー、カリ・ヴァーナネン、サッケ・ヤルヴェンパー、サカリ・クオスマネン、ジム・ジャームッシュほか
Rocky VI/フィンランド/1986年/35ミリ/モノクロ/8分
監督:アキ・カウリスマキ
出演:シル・セッパラ、サカリ・クオスマネン、ヘイナシルッカ、マト・ヴァルトネンほか RENINROCKKURISMAKI.jpg
●ツンドラ地帯、休耕畑の片隅でロシア民謡を奏でるローカルバンド。全員尖ったリーゼントにサングラス。そして、つま先の尖った靴を履く姿は、まるでペンギンのよう。現地のプロモーターに彼らの演奏を聴かさせるマネージャーも同じ髪型だが、彼だけは毛皮のコートを羽織っている。なんとか手がかりと資金を得て、夢のアメリカ行きを手にするメンバー達。国際空港までは徒歩で移動。英語オンリーのツアー生活に備え、機内では辞書を片手に英語を叩き込む。いよいよニューヨークに上陸。早速、現地のプロモーターに演奏を聴かせるのだが、この手は結婚式のバックバンドだと判断され、メキシコで行われるプロモーターのいとこの結婚式の会場と、その晩の安宿を紹介されただけ。心機一転、マネージャーはレコード店でロックのレコードを買い求め、ロックの本を片手に、R&Rを学べ!とメンバーに宣う。中古車も手に入れた一行は、意気揚々と、一路メキシコを目指して南下の旅に出るのだが…。
ツンドラの片隅で演奏していたローカルバンドが、アメリカを縦断しながら、R&R、カントリー、ケイジャン等の聖地を訪れる毎に、それらの音楽を吸収し、確かな音楽性を備えるロックバンドに成長する様を綴った傑作。最新作「ル・アーブルの靴磨き」も大好評のカウリスマキ監督の名を一躍世界に広めたおとぼけロード・ムービー。80'sを思わせるBGMをバックに、ロッキーのパロディーを描いたレニングラード・カウボーイズ総出演のPV「ロッキーVI」を併映。
◎8月の上映会は、全て、1ドリンク付きの上映会です。お料理は付きません。
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2012年07月19日

7月の上映会「四つのいのち」(7.20〜24)

7月の上映会(7.20〜24)は、「四つのいのち」です。
LE QUATTRO VOLTE/イタリア・ドイツ・スイス/2010年/35ミリ/カラー/88mn.
監督・脚本:ミケランジェロ・フランマルティーノ
出演:ジュゼッペ・フーダ ブルーノ・ティンパノ ナザレノ・ティンパノほか
カンヌ国際映画祭最優秀ヨーロッパ映画賞、同パルムドッグ賞、レイキャピク国際映画祭グランプリ、アヌシーイタリア映画祭C.I.C.A.E.グランプリ、モントリオール映画祭ダニエル・ラングロワ賞受賞ほか 4VOLTE.jpg
公式サイト 
●南イタリア・カラブリア地方の山間。山羊の世話をする老いた牧夫は、教会に乳を持参し、そして、代わりにいただく聖堂の埃を薬代わりに水に溶いて飲み、床に入る。長い間、そんな暮らしをしていた牧夫も、やがて永遠の眠りに。仔山羊が誕生する。仔山羊は最初の一歩を踏み出すが、森で溝にはまってしまう。助けを求めて鳴くが、群れは仔山羊を残して行ってしまう。ようやく抜け出た仔山羊は、行く先も分からずさまよい、大きな樅の木のもとで短い命を終える。春、数百年も続くピタの祭り。村人がその大きな樅の木を切り倒しにやってくる。村の広場にこの樅を立てるため、枝を払い、そのがっしりとした幹を運び出す。村中の人々が集うこの儀式が終わると、樅の木は解体され、炭焼きに売られて行く。大木を切り刻み、積み上げられた樅の木の小山。それ自体が炉となる小山は、藁と粘土で覆われ、点火され、煙を吐き出す。伝承技術により、木は暮らしを支える木炭に生まれ変わる。こうして、人間、動物、植物、鉱物、四つの命は大きな円を描き続ける…。 文字通りスローライフの日常を、まるで記録映画のように淡々と描く本作(フィクション)ですが、その静謐な作風により、地球上のサークルを静かに語りかける不思議な魅力に満ちた作品です。
◎cinecafe sotoの上映会は、映画上映とその映画にちなんだお料理がセットになった上映会です。今回の限定プレートもお楽しみに!
posted by Cinoche at 19:30 | Cinema

2012年06月07日

6月の上映会「天国の日々」ニュープリント版(6.7〜12)

6月の上映会(6.7〜12)は、「天国の日々」ニュープリント版です。
DAYS OF HEAVEN/U.S.A./1978年/35ミリ/カラー/94mn.
監督:テレンス・マリック 撮影:ネストール・アルメンドロス 音楽:エンニオ・モリコーネ
出演:リチャード・ギア ブルック・アダムズ サム・シェパード リンダ・マンズ ロバート・ウィルクほか
'78アカデミー賞撮影賞
'79カンヌ国際映画祭監督賞ほか HEAVEN2012.jpg
公式サイト 
●第一次世界大戦開戦頃のアメリカ。シカゴの製鉄所で働きながら、二人きりの家族である妹のリンダと食うや食わずの生活を強いられていたビルは、職場でいざこざを起こしたことをきっかけに、恋人アビーと3人でシカゴを離れる決意をする。大陸を横断する列車の屋根にかろうじて居場所を見つけながら旅を続け、テキサスのバンハンドル地方の大農場で、ようやく仕事と寝食にありつく。仕事を得るため、ビルは恋人のアビーも妹であると偽っていた。労働に明け暮れる毎日にも慣れた頃、アビーは、若い農場主に気に入られ、刈り入れ後も農場に残らないかと誘われる。この農場主が自分の恋人アビーに惚れたことに気付いたビルは、複雑な想いを抱きながらも、二人の将来の為に、このままの明日の保証もない貧しい生活から抜け出すチャンスとなるかもしれないこの機会を受け入れるようアビーを説得するのだが…。
◎cinecafe sotoの上映会は、映画上映とその映画にちなんだお料理がセットになった上映会です。今回の限定プレートもお楽しみに!
@ 6.7(木)20:00 松江哲明監督のトーク付上映会 1ドリンク付 1,900円(一律) 
今回は、監督が造詣の深い70年代のアメリカンニューシネマを中心とした流れから、本作とテレンス・マリックについて語っていただく予定です。
松江哲明監督:’77年生まれ。卒業制作の「あんにょんキムチ」が、山形国際ドキュメンタリー映画祭アジア千波万波特別賞、文化庁優秀映画賞などを受賞。「映画秘宝」「映画芸術」で映画評も発表する。前野健太の路上ライブをmini-DVテープの限界である80分間ワンカットで撮影、無編集の作品「ライブテープ」(’09年)は、東京国際映画祭2009「日本映画・ある視点部門」作品賞受賞。最新作「フラッシュ・バック・メモリーズ」
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2012年05月10日

5月の上映会「ハートブレイカー」(5.10〜15)

5月の上映会(5.10〜15)は、「ハートブレイカー」です。
L'ARNACOEUR/フランス・モナコ/2010年/35ミリ/カラー/105mn.
監督:パスカル・ショメイユ
出演:ヴァネッサ・パラディ ロマン・デュリスほか ARNAC.jpg
公式サイト 
●避暑地のホテルで過ごすカップル。プールサイドでの目の保養に夢中な男は、二人の希望でもあった砂漠観光への同行を拒む。しかたなく、女は、一人で砂漠を目指すが、目的地までのバスも捕まらず、途方に暮れていたところ、町医者風イケメンの男が、彼のジープに同乗させてくれるという。質素な病院での彼の働きぶり、逞しさ、優しさを随所で見せつけられ、自分を一人にさせた男にも愛想を尽かしていた女は、いつの間にか彼の虜に。あげくの果て、目的地の砂漠に着いた頃には、彼女の方から彼にキスを迫る始末。陰でこの様子を観察していた男女二人、そして、この偽医者は、実は、ダメ男と別れさせる為に家族が手配した「別れさせ屋チーム」だった。百戦錬磨の「別れさせ屋チーム」に入った次の依頼は、ブルジョアの家庭に育った30過ぎのキャリアウーマンと、非の打ち所のない経歴を持つイギリス人青年実業家の10日後に控えた結婚を阻止せよ、というこの娘の父からのものだった…。
手練手管のターゲットを誘惑する様はテンポ良くユーモアたっぷりに、そして、恋に落ちてはいけないはずの主人公が辿るヒロインとの愛の行方はロマンティックたっぷりに綴ったフランスを代表する二人の俳優によるロマンチックコメディです。
◎cinecafe sotoの上映会は、映画上映とその映画にちなんだお料理がセットになった上映会です。今回の限定プレートもお楽しみに!
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2012年04月30日

G.W.「クラバート」+「水玉の幻想」ワンドリンク付上映会(4.30〜5.5)

G.W.のワンドリンク上映会(4.30〜5.5)は、「クラバート」です。
CARODEJUV UCEN/1977年/35ミリ/カラー/73分
監督:カレル・ゼマン 
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●折しもヨーロッパは30年戦争の真っただ中。身寄りのないクラバートは、放浪生活を強いられていた。ある時、クラバートに1羽のカラスが近づき、そのカラスに導かれるまま、彼は、とある水車小屋へと辿り着く。そこでは、親方と11人の少年達が粉引き職人として暮らしていた。以前に比べれば何不自由ない暮らしを始めたクラバートだったが、毎日を水車小屋で過ごす中、一人の先輩が魔法で自分を助けてくれたことから、ここは、粉引きの労働をしつつ、親方から魔法を習う魔法学校であることを理解し始める。しかも、年に一回、親方は指名した生徒と魔法対決をし、親方は、負けた生徒の生気をむさぼりながら、不老を保ってきたことも理解する。クラバートと職人仲間のユーロは、いづれやって来るであろう親方との対決に備え、こっそりと親方の魔術の本を読んでは勉強していたのだが、唯一、どうしても分からない呪文が書かれていた。「魔法に打ち勝つのは、愛だけである。」そんな陰湿な生活に嫌気が差し始めた矢先クラバートは、街の美しい女性と恋に落ちるのだが…。
あの宮崎駿監督が、「クラバート」に出会わなければ、「千と千尋の神隠し」を作ることはなかったと語るドイツの児童文学者プロイスラーの「クラバート」を、同じく原作とするチェコアニメ界の巨匠カレル・ゼマン監督の手描きと切り絵によるアニメーション。絵本や騙し画のような趣をかもし出す描写は、素朴でありながら、ストレートな力を備えるゼマン後期の名作です。なるほど、いくつかの要素が「千と千尋の神隠し」のプロットによく似ている部分もあり、今作品、そして、「千と千尋の神隠し」を併行してご覧になると興味深い発見もあるはず。
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同監督の短編「水玉の幻想」も併映。
Inspiration/1948/35ミリ/カラー/12分
チェコのガラス工芸を生かしたガラス人形アニメ。細部へのこだわりと根気の要ったであろうアニメーション作業に驚かされるスクリーンで観る機会も少ない貴重な作品。
posted by Cinoche at 17:30 | Cinema

2012年04月12日

4月の上映会「ハラがコレなんで」(4.12〜16)

4月の上映会(4.12〜16)は、「ハラがコレなんで」です。
2011年/35ミリ/カラー/109mn.
監督:石井裕也
出演:仲里依紗 中村蒼 石橋凌 稲川実代子 並樹史朗 竹内都子ほか
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公式サイト
●「昼寝をすれば新しい風も吹く」と、楽観的な光子は妊娠9カ月。子供の父親とも別れ、所持金もないままアパートを引き払い、幼い頃、家族で夜逃げして暮らしていた長屋に辿り着く。 義理人情を教えてくれた大家のおばちゃん・清も今は寝たきり。光子は清の世話をしながら長屋で出産する決意をする。残っていたのは、閑古鳥の鳴く食堂を経営する幼なじみの陽一とその叔父・次郎だけ。陽一は、再会を喜びながらも、親のない自分を育てた叔父・次郎をおいて幸せになってはいけないと感じており、一方、次郎も、喫茶店のママを想いながら、世話になった清を残しままではいけないとプロポーズできずにいた。陽一は光子に預金通帳を渡し、子供の面倒もみるとタンカを切るが、残高を見た光子は、逆に、自分が店の面倒をみると切り返す。そんな中、病気の母親のいる福島に帰ろうと、喫茶店のママが店を閉じるが、ママを引き留められずにいる次郎をじれったく思った光子は…。
「川の底からこんにちは」の石井裕也監督最新作。現代の世情を背景に、バイタリティ溢れる妊婦のヒロインと、彼女に勇気づけられ、ようやく動き出す周囲の人々の心温まる人間模様を描く。終盤のたたみかけるような大団円が圧巻です。
◎cinecafe sotoの上映会は、映画上映とその映画にちなんだお料理がセットになった上映会です。今回の限定プレートもお楽しみに!
posted by Cinoche at 19:30 | Cinema

2012年03月08日

3月の上映会「ラルジャン」(3.8〜12)

3月の上映会(3.8〜12)は、「ラルジャン」です。
L'ARGENT/1983年/フランス/35ミリ/カラー/85mn.
監督:ロベール・ブレッソン 音楽:バッハ
出演:クリスチャン・パティ カロリーヌ・ラング バンサン・リステルッチ マリアンヌ・キュオーほか
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公式サイト
●小遣いが不足したブルジョワ家族の少年が親に無心したが断られ、借金のある友人に弁解に行くと、友人は偽札を取り出し、これでお釣りをくれればいいと唆す。彼らはその偽札を小さな写真店で使う。偽札をつかまされたと気付いた店の主人は、これを燃料店への支払いに使う。結果、燃料店の従業員イヴォンは、それとは気付かずに偽札を食堂で使い告発されてしまう。彼は写真店を訴えるものの、店員ルシアンの偽証で責任を負わされ失職。ルシアンは商品の値札を貼り替え差額をかすめていたが、主人に見つかり解雇される。しかし、その掌中には店の合鍵が。一方イヴォンは、知人の強盗の運び屋をして未然に逮捕され、三年の実刑を受ける。その間に、愛娘が病死、妻の心も彼を離れる。やがて、写真店を荒し逃げ回っていたルシアンが同じ刑務所に入所。イヴォンに赦しを乞い、見返りに脱獄の誘いをするが、イヴォンはそれを断り、おとなしく刑期を終えるのだが…。
過剰な演技を排した俳優達、お話を辿るためだけの画面と余韻、最小限のBGM、これら徹底的なミニマリズムにより、些細な出来心から、人生の歯車を狂わす「金」にまつわる現代の寓話を、静かに語りかけるブレッソン後期の名作です。
◎cinecafe sotoの上映会は、映画上映とその映画にちなんだお料理がセットになった上映会です。今回の限定プレートもお楽しみに!
posted by Cinoche at 19:30 | Cinema

2012年02月09日

2月の上映会「プチ・ニコラ」(2.9〜13)

2月の上映会(2.9〜13)は、「プチ・ニコラ」です。
LE PETIT NICOLAS/2009年/フランス/35ミリ/カラー/91mn.
監督 : ローラン・ティラール 原作:ルネ・ゴシニ ジャン=ジャック・サンペ
出演 : マキシム・ゴダール ヴァレリー・ルメルシェ カド・メラッドほか
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公式サイト
●幸せな毎日を過ごしていた小学生のニコラ。ある日、学校で「将来なりたいもの」という題の作文を前にニコラは悩んでいた。なぜなら、優しい両親と仲良しの仲間たちがいる、この楽しい毎日が変ってしまうことを望んでいなかったから。休み時間に、弟が生まれたことで両親が自分を可愛がらなくなった、とこぼす友人から、そこに至るまでの両親の行動の変化を聞かされ、自分の両親にも当てはまると思い込んだニコラは、母親に赤ちゃんが生まれると信じ込む。そして、弟が生まれると自分は大事にされなくなり、森に捨てられる!とまで思い込む。自分の存在をアピールしようと、ニコラは家中の掃除をしたり、母親へのプレゼントを準備するのだが、一生懸命すればするほど結果は裏目となり、かえって両親の怒りを買ってしまう。今度は作戦を変更。級友たちと赤ちゃんを蒸発させる計画を考えつくのだが、このとんでもない計画のために町全体がパニックに…。
新聞Pilote紙で連載、単行本化され、フランスでは半世紀に渡り親しまれて来たサンペの描く"Le Petit Nicolas"の実写版。悪友や教師たち、それぞれのキャラクターも個性的で明快、思わず笑ってしまう描写も楽しいドタバタ・キッズコメディーです。
◎cinecafe sotoの上映会は、映画上映とその映画にちなんだお料理がセットになった上映会です。今回の限定プレートもお楽しみに!
posted by Cinoche at 19:30 | Cinema

2012年01月12日

1月の上映会「アンダーグラウンド・オーケストラ」(1.12〜16)

1月の上映会(1.12〜16)は、「アンダーグラウンド・オーケストラ」です。
Het Ondergronds Orkest/1997年/オランダ/35ミリ/カラー/115mn.
監督 : エディ・ホニグマン
山形国際ドキュメンタリー映画祭'99 審査員特別賞
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公式サイト
●人々が行き交うパリの地下鉄構内。心地よい音色に引き込まれるまま通路を抜けると、そこには、ハープを演奏する男が現れる。彼の楽器はベネゼエラ固有のハープである。車両内では、ジャズを軽快に演奏するギターとバイオリンの二人組。別車両では黒人二人とコントラバスの白人のトリオの演奏が、突然居合わせた旅客の心をつかみ、勇気づけ、興奮させる。サラエヴォ、ブルガリア、アルゼンチン、アルジェリア、イラン、ベトナム、マリ、ザイールなど、様々な国からの音楽家たち。彼らの多くは、貧困や混乱、あるいは政治的な理由で祖国を後にした不法滞在者や、亡命者たちである。彼らへの取材を通じ、映画は、演奏を楽しむ彼らの笑顔を映し出すと同時に、彼らが体験してきたそれぞれの出会いや分かれ、苦悩や決断など、そのドラマチックで壮絶な人生と、現在の世界の状況を浮き彫りにする。
◎cinecafe sotoの上映会は、映画上映とその映画にちなんだお料理がセットになった上映会です。(1.14の回を除く)今回の限定プレートもお楽しみに!
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2011年12月10日

12月の上映会「死刑台のエレベーター」(12.10〜14)

12月の上映会(12.10〜14)は、「死刑台のエレベーター」です。
ASCENSEUR POUR L'ECHAFAUD/1957年/フランス/35ミリ/カラー/92mn.
監督 : ルイ・マル 音楽 : マイルス・デイヴィス
主演 : モーリス・ロネ ジャンヌ・モロー リノ・ヴァンチュラ ジャン=クロード・ブリアリ他
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●大企業社長の側近として将来を期待されるジュリアン。彼は社長夫人フロランスと恋仲にあった。そして、二人は自由を阻む邪魔者シモン社長の殺害を目論んでいた。決行は土曜の午後。社長が自殺したように見せかける為、ジュリアンは、バルコニーから錨つきのロープを手すりにかけて階上に上り社長室へ。彼が担当する資料を心待ちにしていた出張直前の社長にピストルを突きつける。「私の拳銃を誰が?」の声もむなしく、デスクにひれ伏した社長の手に拳銃を握らせ、内側から施錠したように細工し、再び手すりから階下の部屋に戻ったジュリアンは、何くわぬ顔で、彼を待っていた電話交換手、ビル管理人と共に社を後にする。駐車していた車に乗り込み、完全犯罪を成し遂げた、と思ったその時、手すりにかかったままになっているロープを発見。ビルにかけこみエレベーターに飛び乗るジュリアン。すると、エレベーターは急に階の途中で止まってしまう…。
J・モロー演ずる女が夜の街を彷徨うシーンは、モダンジャズ界の帝王M・デイヴィスの即興演奏と、H・ドカエの斬新な手持ちカメラの撮影が、彼女の不安と焦燥感を有り余るほどに表現しあまりにも有名。監督25歳のデビュー作。ルイ・デリュック賞受賞。
◎cinecafe sotoの上映会は、映画上映とその映画にちなんだお料理がセットになった上映会です。今回の限定プレートもお楽しみに!

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posted by Cinoche at 18:30 | Cinema

2011年11月03日

11月の上映会「トスカーナの贋作」(11.3〜7)

11月の上映会(11.3〜7)は、「トスカーナの贋作」です。
COPIE CONFORME/2010年/フランス・イタリア/35ミリ/カラー/106mn.
監督 : アッバス・キアロスタミ
主演 : ジュリエット・ビノシュ ウィリアム・シメル ジャン=クロード・カリエール他
第63回カンヌ国際映画祭主演女優賞受賞(ジュリエット・ビノシュ)
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公式サイト
●南トスカーナの小さな村で贋作についての本を上梓した英国人作家ジェームズの講演が開かれる。それを一人の女が息子連れで聞きに来ていた。公演後、ジェームズは女が営む骨董店を訪れる。息子のせいで中座した女が関係者に伝言していたのだ。9時までに戻ることを条件に、ジェームズは面白い場所へ連れて行くという女の誘いに付き合うことにする。偶然立ち寄ったカフェで夫婦と間違われた二人は、その後、長年連れ添った夫婦であるかの様に会話を交わし、いつしか妻と夫を演じ始める。初めは順調に進むが、その後、些細なことから二人の意見にずれが生じ始める。互いに苛立ちを感じ始めた頃、ある老夫婦と出会う。別れ際、二人を夫婦と誤解した老夫婦の夫の方がジェームズに小声で耳打ちをした。「奥さんが求めているのは、そっと肩を抱かれて歩くことだ。」レストランへ入る二人。その時、ジェームズは、女の肩にそっと手を添えた…。
当初の二人の設定からの思いがけない変化に戸惑いを憶えるのも束の間、何が起こってもいいはずの映画というフィクションに収められたキアロスタミ監督による計算し尽くされた心地よい"裏切り"に弄ばれながら結末へと誘う傑作です。
◎cinecafe sotoの上映会は、映画上映とその映画にちなんだお料理がセットになった上映会です。今回の限定プレートもお楽しみに!
posted by Cinoche at 18:30 | Cinema