2014年10月18日

「ラ・ヴィ・ド・ボエーム」10月の上映会(10.18〜23)

10月の上映会(10.18〜23)は、「ラ・ヴィ・ド・ボエーム」です。
La vie de bohème/フィンランド/1992年/35ミリ/モノクローム/103分
'92ベルリン映画祭国際批評家賞
監督・脚本:アキ・カウリスマキ 
出演:マッティ・ペロンパー アンドレ・ウィルム カリ・ヴァーナネン イヴリーヌ・ディディ ジャン=ピエール・レオ サミュエル・フラー ルイ・マルほか
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● ロドルフはアルバニアからやってきた画家。家賃不払いで部屋を追い出された作家マルセルとレストランで意気投合。彼とその部屋に戻ると、既に次の住人、作曲家ショナールが居すわっており、かくして三人の共同生活が始まる。マルセルは新聞王をだまし雑誌の刊行を企てる。ロドルフは資産家のパトロンを見つけ、また友を待ちながら階段で寝てしまった美女ミミに恋をするが、不法滞在がばれ強制送還。どうにかパリに戻り、金持ちの男と一緒のミミにやり直しを乞うが、あまりの貧乏暮らしに彼女をはじめ男たちの恋人は皆くたびれ、愛想を尽かし去っていく…。
古き良きフランス映画の情感を漂わせつつ、無名のまま世を去った芸術家達の姿を地でいくような典型的な芸術家達の悲哀を、カウリスマキが愛情を込めてカリカチュアした可笑しくもセンチな恋物語。エンディングに流れる高英男の歌う”雪の降る町を”が、より哀愁を募らせます。
posted by Cinoche at 18:00 | Cinema