2008年10月31日

ソファーカバーリニューアルコンペ大賞決定

去る9月30日、一般のお客様も同席する中、コンペの2次審査となる公開プレゼンテーションが行われ、1次審査通過者8組10名の学生さんが参加しました。参加者の学生さんは、1次審査の講評やアドヴァイスをもとに、より現実的で制作上の疑問もクリアーした、言わば案の進化形を準備して臨んでくれました。
08.jpgプレゼンでは、それぞれのソファーカバーの脱着法や使用生地の選択に加え、これまで以上に、それぞれのカバーでお客様を迎えるにあたってのサービス上の工夫等を意識した案になっていたことがとても印象的でした。中には、指定された見学会だけでなく、自発的にカフェに入店し、お客さんとしての視点から、改めて自身の案を検討してくれた学生さんや、カバーデザインだけでなく、それを取り巻くカフェ全体の環境等についても総合的に提案してくれた学生さんもいました。
そして、10月3日、一般のお客様からの投票結果も加味しながら、東京家政大学造形表現学科の手嶋先生とcinecafe soto店主柳田で審査会議を行い、ソファーカバーデザインコンペの大賞を決定致しました。
08.jpg08.jpg大賞は、東京家政大学造形表現学科2年生の佐々木少子さんと同じく2年生の金子真弓さんによる "Artistic Sofe" です。発表されたお二人のデザインのコンセプトは、当店を開業するにあたり店主たちが掲げていた想いにほぼ一致しており、それだけではなく、そのコンセプトから忠実に本質を引き出し、具体的なデザインの表現にまでまとめていること。また、簡単な操作で、飲食時のソファーカバーが映画鑑賞時のソファーカバーとしてイメージを一新させるようなアイディアも特徴的でした。加えて、お二人の制作計画には、完成時の形、色、注意点等が明確にイメージされており、迷いのない周到な計画になっていることも、是非、このお二人と協力しながら、新たなカバーデザインの完成を見てみたいと強く思わせてくれました。
また、当初は予定しておりませんでしたが、同じく造形表現学科3年生の原真琴さんにも、特別賞を授与することにしました。これは、彼女のデザイン案もさることながら、今回のデザイン提案を通じ、この店鋪内の環境について考察し、改良点などを提案してくれたことに対しての評価であり、今後も、彼女の新鮮な視点を通じて、このようなアドヴァイスをいただけるよう、店鋪と友好な関係を継続していきたいという希望から授与するものです。
今後は、佐々木少子さんと金子真弓さんによる実作の為の見積検討等から始まり、年末頃までを目処に、14脚分のソファーカバーのリニューアルを目指します。制作中は、何かとご不便をおかけすることもあるかと思われますが、リニューアルされるソファーカバーにご期待いただき、完成まで暖かく見守っていただければ幸いです。
posted by Cinoche at 19:11 | Event

2008年10月09日

「19歳の地図」上映と柳町光男監督トークショー

「ホームービーデー」の翌日は、「19歳の地図」で、'79年当時のこの地域を振り返ります。
19歳の地図/1979年/プロダクション群狼/35ミリ/カラー/109分
脚本 ・監督:柳町光男 原作:中上健次 音楽:板橋文夫 主演:本間優二 蟹江敬三 沖山秀子 山谷初男ほか
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●地方から上京し、住み込みの新聞配達をしながら予備校に通うみつる。集金の度に怪訝な顔をされ、嫌われ無視されるみつるは、不満度を×で印した配達区域の住宅地図を作り、いたずら電話を重ね毒を吐く。そして、いつしかその不満は、社会全体へと向けられてゆく。ささやかな復讐を試みながらも、自身の無力を自覚し、虚栄を張りながら生きていく若者の焦燥感と閉塞感を、当時全くの新人俳優であった本間優二が好演しています。

◎この作品は、'79年当時、十条、赤羽、王子、滝野川周辺を主なロケ地として撮影されました。柳町監督には、撮影当時のこの地区でのロケについて、思い出話を語っていただく予定です。

=柳町光男監督= 
暴走族を追ったドキュメンタリー「ゴッド・スピード・ユー!BLACK EMPEROR」でデビュー。「十九歳の地図」(79)、「さらば愛しき大地」(82)カンヌ国際映画祭正式出品「火まつり」(90)等を製作。01年から3年間早稲田大学客員教授に就任。最新作の「カミュなんて知らない」(05)は、同年のカンヌ国際映画祭監督週間に正式出品、また第18回東京国際映画祭日本映画・ある視点部門で作品賞を受賞。
posted by Cinoche at 00:34 | Cinema